こがねいカイロプラクティック

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12月7日 空気の乾燥が気になる時期・・・ドライアイから眼精疲労さまざまな問題へ

 小金井市内の紅葉も徐々に枯れ葉に変わり、一雨毎に寒くなり、いよいよ本格的な冬になってきましたね・・・この寒さの中で目の疲れが出ていませんか?
 今年は暖冬との予報ですが、これから本格的なな冬にんれば関東は西高東低の気圧配置。空っ風で空気が乾燥する日も多くなります。
 しかもエアコンによる暖房はさらに空気の乾燥をひどくさせます。
 その乾燥の影響でドライアイによる眼精疲労にもなりやすくなります。

冬の乾燥とパソコン作業でドライアイ→眼精疲労
 今パソコンでこのホームページを見ている皆さんは「目の疲れ」を感じていませんか?
 そして同時に肩こりや頭痛が起こっていませんか?
 当院にいらっしゃる来院者の方も肩こりと同時に目の疲れを感じると言う方は少なくありません。同様な主訴で整体やマッサージに行かれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 
 猫背で背中が丸まってアゴがあがる悪い姿勢は「肩こり」や「頭痛」「腰痛」を起こしやすくすると同時に、頭部への血液循環を悪くすることやパソコンの画面を見る時に上目づかいになって眼球が空気に触れている範囲が広くなりドライアイを助長し、「眼精疲労」を誘発します。
 
 姿勢を正すことで、ディスプレイの上縁が目の高さになるように調整しましょう。やや画面を見下ろすようになるので「肩こり」「頭痛」はもちろん「目の疲れ」の予防にもなります。
 具体的には背筋を伸ばした状態で背もたれに軽く寄りかかり、ディスプレイから目の距離が40cmぐらいの位置になるように椅子と机の位置あるいはディスプレイの位置を調整して、ディスプレイの上縁が目の高さに来るように椅子の高さも調整しましょう。
 
 最近、パソコンの普及とともに「目の疲れ」から「肩こり」「頭痛」「不眠」「吐き気」「めまい」など体の不調も誘発されるという話もよく聞くようになり、これをVDT症候群(別名テクノストレス眼症)と言います。
 パソコンの画面を凝視し続けると目のピント調整を行う毛様体という筋肉や眼球を動かす外眼筋という筋肉が凝り固まってしまい、それが全身の筋肉も緊張させて、いろいろな不調を助長させていきます。
 さらにストレスは交感神経を緊張させて涙の分泌を減らしてしまうので・・・年末の仕事の追い込みで根をつめている時などは時々休憩をとって肩の力を抜いてリラックスしましょう。なかなか休憩がとれない時でも、時々ディスプレイから目をそらして遠くを見るなど、目の疲れが溜まらないように心がけましょう。
 
 あとエアコン暖房は思っている以上に部屋を乾燥させます。さらに感染症対策の習慣により換気をしていると、外気が入る度に外の乾燥した空気が室内に入るとともに室温が下がり、エアコンが強力に働くので余計乾燥がひどくなります。必ず加湿器で湿度を調整しましょう。

Posted by 塩谷直樹