年末になると、一年間の垢を落としてきれいに新年を迎えられるように、大掃除を行う方は多いと思いますが、普段やりなれない動作や重い物を持つことも多いので、ぎっくり腰をやってしまったり、椎間板ヘルニアなどによる坐骨神経痛の痛みがでてきたり、中には首を痛める方も多い時期かと思います。
大掃除とぎっくり腰・首の痛み
毎年この時期になると・・・
普段やりなれない掃除や片付けなどを行ってぎっくり腰をやってしまう方が多い時期です。この時期に痛めてしまい年末に整体などのお世話になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
不安のある方は、掃除は一日でで終えようとしたり無理に年内に終えようとしない方が賢明です。
しゃがむ姿勢や中腰姿勢などを長時間強いられると、腰回りの筋肉の緊張により疲労がたまったり、腰椎や骨盤の関節の靭帯や関節を包む膜がゆるんで不安定になったり、椎間板の後方への内圧が高まり、腰背部の緊張も強くなってぎっくり腰や坐骨神経痛などの原因となります。しゃがんだり中腰姿勢で掃除や片付けを行う場合は、仕事の合間に時々体を起こして腰をそらせることで、体をリセットしながらやるようにしましょう。ちなみに、状況にもよりますが、立ったままの中腰姿勢やしゃがむよりは、膝をついての四つん這いの方が腰の負担は軽くなるので覚えておくと良いですよ。ただし、四つん這い姿勢も長い時間やれば同じ問題は発生するので、まめに立ち上がるようにした方が良いのは同じです。
また重い物を床から持ち上げる場合は腰は真っすぐ伸びたまましゃがむ姿勢をとり、そこから腰を曲げずに立ち上がり持ち上げるようにしましょう。
しかし、それでもぎっくり腰などをやってしまったら・・・
ぎっくり腰をやってしまった場合はまず氷でアイシングをして冷やしましょう。
ビニール袋に氷を入れて少し水を足して氷嚢を作り、10分~15分程患部にあてて冷やします。
かなり痛冷たくなりますが、しだいに痛みの感覚が無くなりるのでそこまで冷やしてください。
できれば1時間以上の間をおきながらその日のうちに2,3回くりかえします。
そのうえで来院していただくと施術の効率も高くなりますし、早期の治癒につながります。
腰以外にも、窓ふきや換気扇掃除など上を向く作業では、首も痛めやすいので注意しましょう。
猫背の人はストレートネックになりやすく、そのような方が上を向いて作業をすると、首の背骨の頚椎の最も反りやすい部分が過剰に伸展してしまい背骨の神経の出口で圧迫がおこってしまいます。頚椎症や頚椎の椎間板ヘルニアも初期症状や軽傷時は自覚できる症状は単なる肩こりだったりするので、普段から肩こりがあり、猫背の人は上を向いての作業は要注意です。猫背の方はできるだけ丸まった背中を伸ばしたうえで上を向くと頚椎の過剰な伸展が抑えられるので、姿勢に気をつけて作業をしましょう。
この年末でぎっくり腰や首の痛みで整体カイロをお探しならぜひ武蔵小金井駅近くの当院へ