こがねいカイロプラクティック

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1月13日 発熱性の感染症になると何故筋肉痛や関節痛になるの?

新型コロナウイルスの感染者数がかなり増えてきました。緊急事態宣言も出されていろんな意味で注意の時期だと思いますが、インフルエンザでも同様ですが感染症などで発熱があると、関節や筋肉の痛みが出ることがあります。これって何故でしょうか?今回は感染症対策を今一度見直しましょうという話と発熱性疾患による体の痛みの話です。

今一度感染症対策を見直しましょう
 今年の冬は例年に比べると寒いですね。昨年12月から年明けにかけて冬型の気圧配置が続いています。冬型の気圧配置になれば寒さとともに関東は空気が乾燥します。ここにきての感染者の増加は、この寒さと乾燥も関係している様に思います。
 手洗いとうがいをしっかり行うのはもちろんですが、家に帰ってきたらきれいに洗った手で顔も洗うと予防の効果が高まります。普段から「顔にあまり触らない」というのも予防になります。
 マスクも自分が感染した時に人にうつさない効果とともに、顔に手が触れる機会を減らす。乾燥した空気を直接吸わないことで喉や鼻腔の粘膜の温度と湿り気の確保で免疫機能を正常に保つ効果が期待できるのでしっかりしましょう。
 また寒さによる体温低下も免疫力を下げます。特に今は電車の車内や室内でも換気を行うため、気温が低くなりがちです。着る物もしっかり厚手の冬もので防寒しましょう。また、さらに換気の影響で室内の湿度も下がりがちになります。加湿器を用いてしっかり湿度を上げることも重要です。
 さらに、バランスの良い食事としっかり睡眠をとることでコンディションを充実させること。人混みは避けつつもウォーキングなどの軽い運動を行うことも深部体温をあげることにより免疫力の向上につながります。

発熱性の感染症と体の痛みについて
 ところで発熱性の感染症になると高熱で腰痛や膝の痛みなど関節が痛んだりすることがありますが、この時に痛む関節は普段気にしなくても負担をかけている関節である場合が多いようです。
 感染症については、カイロプラクティックの適応ではありませんが、発熱疾患の際に痛む部位があれば、それを覚えておいていただき、発熱疾患が治った後に来院された時に教えていただくことで治療の参考になることもあります。
 しかし、なぜ関節・節々の痛みが出るのでしょうか?
 これはウィルスが直接痛みの原因というわけではなく、ウィルスに感染すると体の免疫反応としてプロスタグランジンという物質が生成されます。この物質が体を発熱させて免疫反応を活発化させる役割を担いますが、関節に痛みを与えているのもこの物質が原因で起こっている炎症反応だと言われています。
 この痛みは、感染症が治って熱がさがってくればたいていは治ってきますが、もし、痛みがひどい場合は痛い場所に氷嚢などでアイシングを5分~10分ぐらいほどこすと痛みが緩和できます。
 また、熱はひいてきて一見治ったように感じても関節の痛みが残っている場合がありますが、この場合はまだ治りきっていなくて、無理をするとぶり返す場合もあるようなので注意しましょう。
 新型コロナウィルスは後遺症もあるとのことなので用心ですね。

 筋肉や関節の痛みというと整体院やカイロプラクティックに来院される方にも多い症状なので、院としても要注意ですが、感染症による筋肉や関節痛は大抵は発熱やだるさや呼吸器系症状・味覚臭覚の異常などをともないます。感染症の疑いがある場合は治療をお断りしていただくこともあるのでご了承ください。