みなさんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?今年は帰省や旅行という方も多くいらっしゃったようですが、逆に混雑を避けて近郊の公園や買いもの自宅でゆっくり過ごした方も多かったと思います。いずれにしても少々GW疲れの方もいらっしゃるかと思いますが、いかがでしょうか?
さて、今回のタイトルの意味ですが、もちろんお長いお休み中に普段と違う生活環境やペースで過ごすことで、姿勢が乱れて骨盤や体が歪むというのもあるのですが、これ以外にもちょっと違う原因があります。
長い休暇と甘い物を食べる機会や量の関係
長い休暇があると本来であれば帰省や旅行に行かれる方も多いかと思われますが、その時にお土産でお菓子などを買われることが多いと思います。また、都内のデパートやスーパーでも地方の物産フェアなどが行われていたりして、そこでもおいしそうなお菓子が並んでいたりして思わず買いたくなりますよね。
休み中もそうですが、休み明けも職場に戻った時に、同僚が買ってきたお土産のお菓子を食べるなど、ゴールデンウィークに限りませんが長い休暇があると意外と甘い物を食べる機会が多くなります。
また、最近は在宅勤務の方も多いので職場でお土産のお菓子をふるまうのは以前よりは少ないかもしれませんが、やはり行楽地で買ったお菓子を家で食べる方は多いのではないでしょうか?さらに、来院していらっしゃる洋菓子屋さんの話だと、自宅で外出自粛が叫ばれる時期になると売り上げが上がるという話を聞きました。ということは観光や帰省で出かけていなくても自宅でゆっくり過ごす時間が長くなると家でスイーツを食べる方が多くなるということもあるかもしれません。
いずれにしても長い休暇があると甘い物を食べる機会や量は多くなるということですね。
砂糖の摂りすぎと体への影響
甘い物(特に精製された砂糖)の摂り過ぎは血糖値をコントロールするホルモン(インシュリン・グルカゴン)を分泌する膵臓に負担がかかります。カイロプラクティックのテクニックシステムの一つアプライドキネシオロジーでは、背中から上腕につく大きな筋肉である広背筋が膵臓との関連が強いと言われており、この筋力テストを行うと甘い物が好きな女性や男性でも長期休暇後にお土産のお菓子を多く食べた方などは筋力の弱化が起こることがあります。
この広背筋は骨盤や背骨に付着しているので筋力弱化や過度な緊張は骨盤や背骨を歪ませてしまいます。
長い休暇後に体の痛みや不調が出ている場合はこんなことが原因だったりすることもあるかもしれません。ちなみに、この筋力の弱化や過緊張はカイロの治療で回復させることができますが、甘い物が好きで多くを食べ続けていると再び緊張や弱化がみられる傾向があります。
甘いスイーツは適度に摂る分には疲れた時の気分転換や一時的な疲労の回復にもなりますし、スイーツを通して家族や知人との円滑なコミュニケーションの手助けにもなり、時々自分へのご褒美として、というのも悪くないと思います。
しかし、甘い物(特に精製された砂糖)の過度な摂り過ぎは、肥満や糖尿病のリスクを高めるだけでなく、ビタミンB1不足による倦怠感・免疫力の低下・カルシウムの不足・胃-結腸反射の抑制による便秘・イライラなどいろいろな体の問題を起こすと言われていますので、摂りすぎないように適度に楽しみましょう。