6月も後半、これから本格的な梅雨になって来ると思います。小金井市内でも紫陽花がきれいに色づいてきました。
ところで、この時期になると、肩がこるとか首が痛いという方が良くいらっしゃいます。しかしこの時期の首肩こりは本当に単なる肩こりでしょうか?
例年に比べるとかなり遅い梅雨入りでしたね。7月に入れば、だんだん雨量も多くなってきそうですが、湿度が高く蒸し暑い日が多くなると思います。またこの時期は昼間と朝夜の寒暖差があり、昼間の暑さで油断をして薄着のままでいると夜は結構寒くなるので、体調を崩さないように注意をしたいところです。
同じ様にこの時期は、夜、寝るころは少し蒸し暑く、寝ている時に汗をかき、体の水分が欠乏したところで、涼しくなった明け方に冷えて「寝違い」を起こす方が多いので注意しましょう。
この時期の「寝違い」の一因には首回りの冷えが関与しています。寝違いを起こしやすい方は寝る時に首回りにタオルを巻いたり、薄手のパーカーをパジャマ代わりに着て(フードは頭にかぶらず首に当てておくだけです)寝ることでも予防になります。
また、寝ている間の発汗で水分不足にもなりやすいので、寝る前に一杯水を飲んでおくことも予防になります。
肩こりや首の筋肉痛だと思って整体やマッサージに行ったりする方もいるかもしれませんが、寝違いだと患部の「強揉み」を頼むことでよけい痛くなる場合もあるので要注意です。
また、気圧の関係で神経痛も出やすい時期なので、なにが原因の首の痛みなのかを判別することが重要です。
当院では単なる「肩こり」の訴えでもカウンセリングや可動域検査による痛みの有無・神経症状の有無などを調べながら、適正な施術の選択をします。また、寝違いを起こしやすい方は姿勢が悪くストレートネックになっている為に常時首回りの筋肉に負担がかかっている方も多いのでぜひ御来院ください。