こがねいカイロプラクティック

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6月10日 パッシブケアとアクティブケアとは?

腰痛、首肩こり、手足のしびれや関節痛など体の調子が悪い時に思い浮かべる治療と言えば、病院などの医療機関はもちろん、当院のような整体やカイロプラクティックあるいは鍼灸やマッサージなどいろいろあります。これらはだいたいその治療をしてもらえる整体やカイロプラクティック院などに行って施してもらうケアですが、体のケアには自分でできることもいろいろあります・・・。

パッシブケアとアクティブケア・・・両方向からの体のケアが大事です。
 腰痛・肩こりなどさまざまな「身体のトラブルが起こった時にどうすべきか?」ということを考えた時に、何を思い浮かべるでしょうか?
 体の問題に対して、それを改善して健康な状態を取り戻し、それを維持・トラブルの予防をするためのボディーケアの方法には大きく分けると2つあります.。その一つが「パッシブケア」、もう一つは「アクティブケア」です。
 
 パッシブケアというのは、「受け身・受動的・施されるケア」ということで、医療機関に行くとか、当院のようなカイロプラクティックや整体などに行って治療を受けるというのがパッシブケアにあたります。
  
 これに対してアクティブケアというのは、「自分で行動する・能動的なケア」ということで、狭義には自宅やジムに行ってのトレーニングやストレッチ・ヨガなどの健康体操・ウォーキングなどの軽い運動やリハビリテーションがありますが、広義では生活姿勢を改善することやバランスの良い食事・質の高い睡眠といった日々の生活上や仕事上のふるまい方、ハードワークや激しいスポーツを行っている方でしたら適切な休息をとることなどもアクティブケアと言えます。
 
 実際に体のトラブルが起こってしまった場合、このパッシブケアとアクティブケア両方を行うことで、より効果的な体のケアを実現できます。
 
 当院においても生活姿勢の指導や簡単にできるエクササイズやストレッチといったアクティブケアの指導を行っていますが、実際アクティブケアをしっかりやっていただけている来院者様の予後はきわめて良好な場合が多く、五十肩や膝の関節症のように関節の癒着をはがし筋肉の収縮・伸張といった機能の回復とか、腰椎・頚椎の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などのように身体の構造をそのものを変えていくとか早期治癒を目指すにあたりアクティブケアが欠かせない場合もあります。
 院内における治療でカウンセリング・検査・施術を行っている際には、どのようなアクティブケアを行っていただければ、より良い結果が出て、再発予防になっていくかを考えながら治療を行っています。
 

Posted by 塩谷直樹