大寒です。一年で最も寒い時期。武蔵小金井の駅のホームでも電車を待っている時に寒さが身に堪えます。寒くなると身体や肩に力が入ってしまい首や肩のこりも起こりやすくなってきます。今回は寒さで肩こりや頭痛・神経痛が起こる原因と対策についてです。
寒いこの時期!肩こり・頭痛・神経痛は大丈夫ですか?
今年はどちらかというと暖冬傾向でしたが、ここにきて典型的な冬型の気圧配置になることが多く、日本海側は雪の降る地域は大変そうですが、太平洋側は冷たい空っ風で乾燥。たまに暖かい日もありますが、翌日にはまた寒くなります。風が無ければ昼間は多少暖かくても夜には冷え込んで思わず肩をすくめて家路につくこともあって油断できませんね。
ところで「寒くなると肩こりや神経痛が起こりやすくなる」という方も多いのではないでしょうか。
寒くなって体が冷えると体が熱を逃がさないように血管を収縮させます。結果として血液循環が悪くなります。
さらに寒さの防御反応として自然と肩をすくめてしまう姿勢になったり、歯を食いしばったりすることが多く、持続的に首や肩に力をいれてしまうので疲労物質がたまりやすくなって肩こりや首からくる神経痛・緊張性の頭痛などもでやすくなります。
また、寒い外から暖かい室内に入ることで血管が急激に拡張することで偏頭痛が起こることもあります。
しかし、寒いからと言って室内にこもりきりでは、運動不足になり、これはこれで体の血液循環も悪くなってしまい、さらに室内の乱れた姿勢なども重なると、ますます肩こりなどの症状を悪化させてしまいます。
寒いからこそ少し表に出て歩くことで体を動かしましょう。
その際に、まずはポケットから手を出しましょう(手が冷たければ手袋しましょう)。ポケットに手をつっこんでいると肩をすくめる姿勢になりやすくなるので良くありません。肩をすくめるのではなく、少し肩の力を抜いてやや腕を振って大またで歩きましょう。体をメリハリよく動かして歩くことで血液循環など体の代謝を促すことができます。
ただし、寒い中を歩く時は急激な温度差でヒートショックにならないように防寒はしっかりしてください(首の頸動脈の部分が外気に触れないようにマフラーを巻くことをおススメします)。
また、ゆっくり湯船につかっての入浴も肩こり神経痛解消に効果があります。冷え症の方は体がしっかり温まったあがり際に手や足に水をかけてからあがるとぽかぽかした状態が持続でき、湯冷めもしにくくなるのでおススメです。
ちなみに偏頭痛については、痛む部分を逆に冷やすとか、コーヒー・緑茶などカフェインを含むものを飲むと痛みの緩和に役立ちます。
冬になると肩こりや頭痛・神経痛にお悩みで整体やカイロプラクティックなどをお探しでしたらぜひ「こがねいカイロプラクティック」へいらしてください。