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肩こりが原因のさまざまな問題

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お医者さんから「肩こりからきていますね」と言われたことがありませんか?

肩こりが原因のさまざまな体の不調について

頭痛・吐き気・めまいなど肩こりが原因の体の不調

  「頭痛、吐き気、めまい、ふらつき、寝むれない睡眠が浅い、疲れやすい、集中力がない、イライラする、目の疲れ、胃腸の不調、突然の動悸、息苦しさ」などの自律神経失調症的症状。
 病院に行って、検査を受けてもなかなか異常が見つから無い場合がよくあります。
 そんな時に、お医者様からも「肩こりからきているのでは・・・」と言われた方も多いのではないでしょうか?
 このように「首こり」「肩こり」からくるさまざまな問題は「頚性神経筋症候群」別名「首こり病」と呼ばれています。

不調の原因・・・頚性神経筋症候群(首こり病)とは?

首こり病による頭痛(緊張性頭痛)

緊張性頭痛

 「頚性神経筋症候群」では首の筋肉の凝りにより周辺の神経が圧迫されたり血液循環が阻害されることで、二次的にさまざまな不調が現われます。
 例えば頭痛の7割を占めるという緊張性頭痛は、肩こりの誘発姿勢である「前方頭位姿勢」(アゴを突き出して後頭部を詰まらせる姿勢)により後頭部を通る大後頭神経や小後頭神経が圧迫されることや、頚椎を通り脳へ血液を供給する椎骨動脈を狭めてしまうことによる血行不良によって頚性神経筋症候群の一部として起こると考えられています。

自律神経への悪い影響

胸鎖乳突筋・斜角筋による自律神経の圧迫

 首の上半分には、重要な神経が集まっています。特に影響が大きいのが自律神経です。首の凝りが副交感神経を抑制し、交感神経が過剰に優位になることでさまざまな症状が誘発されると考えられています。 
 また、首の前面には斜角筋や胸鎖乳突筋といった筋肉がありますが、肩こりを誘発する姿勢は、これらの筋肉を短縮・緊張させてしまいます。その筋肉の緊張や蓄積した老廃物・血液循環の不良が、これらの筋肉の後ろを通る交感神経系の星状神経節や副交感神経系の迷走神経に悪い影響を与えて、さまざまな不調を発生させてしまいます。

 この症状は7対3ぐらいで女性の方がなりやすい傾向があります。女性は男性より筋肉が弱いというのも関係しているのかもしれません。

 また、肩こりが起こりやすい頭が体より前に位置する頭部前方位姿勢の人や頚椎の前湾(前へのカーブ)のないストレートネックの人に多い傾向があます。

 結局は構造的な問題を解決する肩こりの改善がこれらの症状の改善につながりますが、「自分の症状はこれではないかな」と思う方はどうぞご相談ください。

肩こりや頭痛にお悩みの方→TEL042-304-9850
Posted by 塩谷直樹